digital single
2025.11.11 Release
収録内容
1 湯けむりの約束
2 湯けむりの約束 (Instrumental)
楽曲コンセプト – Concept
──湯けむりの中で、心がほどけていく。
雪の舞う温泉街、静かな夜に灯る行灯の光。
湯気に包まれたそのぬくもりは、ふたりの時間をそっと優しく包み込む。
『湯けむりの約束』は、
日常から離れた旅のひとときに宿る“癒し”と“愛情”を描いたラブバラード。
アコースティックギターとピアノが織りなす柔らかな旋律が、
聴く人の心を温泉のようにやさしく温める。
忘れられない夜、静かな約束。
それは、湯けむりの向こうで永遠に続く想い。
歌詞 – Lyrics
遠くで鳴る風の音
列車に揺られて 夢の中へ
駅を出たら ほのかな硫黄の香り
手をつなぎ 歩く石畳
小さな宿の 灯りがゆれて
今日という日が やさしく溶けていく
湯けむりの向こう
君の笑顔が 霞んで見えた
ただ それだけで
心が満たされていく
ああ この夜が 終わらないで
星が湯面に こぼれるように
肩を並べて 見上げた空に
ひとつの願いを 溶かしていく
畳の匂い 夕餉の香り
笑い声が 灯りの中に溶けて
「また来ようね」って
何気なく言う君の声が
未来を照らした
雪が舞うほどに
心があたたかくなってく
小さな湯の町が
ふたりの世界になった
ああ この夜が 終わらないで
時間が止まる 温泉のように
君のぬくもり 手のひらの中で
永遠を感じていた
夜明け前の 静かな湯けむりに
約束をひとつ 浮かべた
「また来年も、ここで会おう」
笑って 目を閉じた
ああ この旅が 続くように
湯けむりの空へ 願いを放つ
心の奥で いつまでも響く
君と過ごした 温泉の詩

