digital single
2025.11.20 Release
収録内容
1 Blurred by Blue
2 Blurred by Blue (Instrumental)
楽曲コンセプト – Concept
──蒼く滲む帰り道が、胸の奥の痛みをそっと照らし出す。
夕暮れの匂い、静かに揺れる街の影。
ふたりで歩いた季節が、今もどこかで息をしている。
言えなかった一言が、心の中で何度も響いては消えていく。
『Blurred by Blue』は、
過ぎ去った恋の面影と向き合いながら、
それでも前に進もうとする“揺れる心”を描いたアコースティックバラード。
触れられなかった未来、手の中から零れ落ちた想い。
淡い青の記憶たちは、今も静かに胸の奥で泣いている。
それでも夜明けへ向かおうとする一歩が、
やがて新しい景色を連れてきてくれる。
戻れない過去と優しい痛みを抱きしめながら、
“もう一度だけ、自分を信じて歩き出す”
そんな想いを音に込めた一曲です。
歌詞 – Lyrics
夕暮れが滲む 帰り道ひとり
昨日の笑顔が まだ胸を締めつける
君の声がふと 耳の奥で揺れて
言えなかった言葉 風にほどけていく
いつもと同じ景色なのに
君のいない空だけが冷たくて
触れたかった想い出ばかり
歩くたび痛くなる
君に会いたいよ 今でもずっと
言えなかった「好き」を 抱えたままで
あの日交わした約束さえも
蒼く滲んで 指の隙間こぼれた
もう戻れないこと 分かってるけど
心だけ君を探している
駅前の並木 季節が変わって
ふたりで見上げた空 色を失っても
止まったままの想い出たちは
まだ僕の背中を そっと引き止める
ひとりには慣れたふりして
笑ってみても 胸は追いつかない
手放せない後悔ばかり
夜の中 積もってく
君に会いたいよ 今でもずっと
あの頃の僕らに 戻れなくても
遠ざかってゆく思い出越えて
蒼い涙 明日へと流したい
サヨナラを言えたら 少しだけでも
この心 軽くなるかな
ほんの少しの勇気があれば
隣でまだ笑えていたのかな
過ぎた季節と 消えた言葉が
胸の奥で泣いている
君に会いたいよ 今でもずっと
名前を呼ぶ声が どこかで響く
手に入らない未来でもいい
蒼く染まる 夜明けを歩き出す
サヨナラの続きを 迎えにいくよ
新しい僕でいられるように

