赤に消えた想い

DISCOGRAPHY

digital single
2025.09.16 Release

収録内容
1 赤に消えた想い
2 赤に消えた想い (Instrumental)

楽曲コンセプト – Concept

──赤く染まる夕暮れに、消えてしまった想いが揺れる。

沈む太陽と共に過ぎ去った恋の記憶。
それは、胸の奥で今も響き続ける「残響」のように切なく蘇る。

『赤に消えた想い』は、
別れの痛みと儚い記憶を描いた失恋バラード。

忘れたいのに消せない心の声、
涙と共に溶けていく赤い情景が、
聴く人の心に深い余韻を残す。

過去と向き合いながらも、
“哀しみもまた愛の証”と受け止める強さを描いた一曲です。

歌詞 – Lyrics

赤に染まる 夕暮れの街角
君の影が まだ胸に揺れている
最後の言葉 聞き取れなくて
ただ風だけが 頬を撫でた

あの日の笑顔も 涙もすべて
色褪せることなく 刻まれている

赤い残響が 心を包んで
忘れたいのに まだ呼び戻す
君と見た景色 消せはしないから
痛みの中で 今日も生きている

落ち葉のように 零れ落ちる記憶
拾い集めても 戻れはしない
優しささえも 遠く霞んで
もう届かない 声を探す

願いの欠片が 宙を舞うたび
胸の奥でまだ 君を求める

赤い残響が 心を包んで
忘れたいのに まだ呼び戻す
君と見た未来 失ったけれど
哀しみさえも 君の証だから

沈む夕日が 最後の灯火
孤独の中に 赤が溶けていく

赤い残響が 心を包んで
泣き疲れても まだ響いてる
君がいた季節 もう帰れなくても
この歌にして 永遠に残す