秋風メロウ

DISCOGRAPHY

digital single
2025.10.13 Release

収録内容
1 秋風メロウ
2 秋風メロウ (Instrumental)

楽曲コンセプト – Concept

──秋風が、君の笑顔を思い出させる。

落ち葉が舞う並木道、そっと触れた手のぬくもり。
淡い夕暮れの光に包まれながら、季節と想いが重なっていく。

『秋風メロウ』は、
秋の静けさと恋のあたたかさを描いた、エモーショナルなJ-Popバラード。
アコースティックギターと柔らかなストリングスが、
過ぎ去る時間の中に残る“恋の温度”をやさしく奏でる。

少し切なくて、でもどこか幸せな——
秋の風に吹かれながら、心をほどいて聴きたくなる一曲です。

歌詞 – Lyrics

落ち葉が舞うほどう
肩寄せた帰り道
風の中 君の笑い声が響く
手を伸ばせば届く距離
でもまだ少し照れて
マフラーの影に隠した想い

買ったばかりの焼き芋 二人で半分こ
湯気の向こう 見えた君の頬が赤い

紅に染まる並木道
君と見上げた空
言葉よりも あたたかい時間が流れてく
冷たい風の中で 心だけは熱くなる
秋が終わるその前に 伝えたいんだ「好きだよ」

公園のベンチの上
落ち葉のブランケット
君の隣 沈む夕日がまぶしい
話した未来の夢
笑いながら描いた
気づけばもう夜の匂い

焼き芋の甘い香り 今も残る記憶
君の笑顔 季節を越えて焼きつくよ

紅に染まるこの街で
君と手をつないだ
さりげない瞬間(とき)に 恋が色づいてく
君の瞳の奥に 映る僕を見つめたら
もう迷わない 秋風さえ優しくなる

もしもまた冬が来ても
あの日の温もり抱きしめて
君といた秋を 何度でも思い出す

紅に染まる並木道
最後の葉が散る頃
言えなかった言葉が 空に溶けていく
焼き芋の香りだけが 胸の奥でともる
あの秋の日のように ずっと君を想ってる